らすべぇ~の ベガスな旅と妄想

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ラスベガスブログ~主に旅行記、たまにJGC

ラスベガス乱射事件③帰国後 ラスベガス旅行~2017年9・10月

Vegas Strong ラスベガス乱射事件

2018.7.22更新
(この記事は、2017.10.14投稿の記事をリライトしています)

 
らすべぇ~です。

2017年10月1日に起きた銃乱射事件。

私達の滞在中に起きました。

 

マンダレイベイの32階のスイートルームからカントリーミュージックフェスティバルの会場に向けて、無差別に乱射。 死亡者は58人。 負傷者は500人以上。 アメリカの銃乱射事件では史上最大の犠牲者数。 犯人は警察の突入前に自殺。 単独犯とされていますが、動機は明らかになっていません。

 

私達がいたは、2km以上離れていたベラージオ(ホテル)。
実際に銃声を聞いたり被害状況を直接見ることはありませんでした。

そのほぼ同じ時間帯。
私がいたホテルでは、パニック?が起きていました。
私達が体験した事や、その後のラスベガスの状況をブログに書きました。
体験したこと、感じたことをそのまま。

とても、怖かったです。

 

 
帰国してからも、大好きなラスベガスで起きた事件のこと、毎日検索。

そしてもうひとつ。
宿泊していたベラージオで、自分自身が巻き込まれたパニック?
どうも腑に落ちない。

 
乱射事件とベラージオでの出来事は、私にとって重大な出来事でした。
9ヵ月経った今も、考えたり思い出すと心が苦しくなります。
帰国して感じたことも含めて、もう少し書きたいと思います。

ただ、結論がない内容で中途半端な感じの記事です。
警備の事も情報やネットの事もよくわからないド素人が書いたもの。
ツッコミどころは多々あると思いますが、そこはサラ~っと流してください 💦

日本での反応

 
日本でも事件は、かなり報道されていたそうですね。
事件の数日後に帰国したので、報道は下火になっていました。
思っていた以上に皆さんが心配してくれていました。
このブログを読んでくださってい方々もです。
あの時は、すみませんでした。
そして、ありがとうございました 🙇

 

乱射事件の現場のこと。

 
マンダレイベイ ストリップ

 
マンダレイベイは、半年前の4月に宿泊したホテル。
気に入って、また宿泊するつもりのホテル。
前回宿泊したばかりなので今回は違うホテルにということと、混んでたことで避けました。
混んでいたのは、IT企業のイベント、カードの大会、あの音楽イベント「The Route 91 Harvest」などがあったからなのかな…。
結果的には、今回は宿泊せず本当に良かったです。

 
乱射事件の夜、宿泊客がホテルから避難するよう言われたとインタビューで答えていたのを見てました。
そのため宿泊客には全員避難指示が出されたのだと思っていましたが、違うようです。

仕事で宿泊した日本人の一人は、そのまま就寝。
でも4時頃に起こされると、銃を向けられていて…。
警察だったそうです。
この方が起こされたのは事件発生から6時間近く経過しています。
ラスベガスのホテルは大きくて、このホテルの客室数は3300室以上。
全ての部屋を確認するのに時間がかかりますね。

 
別の日本人宿泊者は、マンダレイベイホテル内でパニックにあったそうです。
外に向けて乱射してるとは知らず、皆がホテルから脱出しようと我先に駐車場に。
車に乗せろと口論してたり、その口論している男性のポケットに銃が見えたり。
必死だから、自分のことしか考えられないのも仕方がないのかな…。
その場に居合わせなくて良かったと正直思います。

 
 
そうかと思えば「The Route 91 Harvest」の会場では、自分が負傷していても他の人々の救助にあたるなど、多くの人達が助け合っていたそうです。
自分の身も危険なのに、他の人の避難を手伝う人。
人々を助けている中、銃弾に倒れた人。
トラックで、何人もの負傷者を病院に運ぶ人。
妻をかばって、亡くなった男性。
そして見知らぬ人の最期の時、そばに寄り添い看取る人。
悲惨なな状況、人々の悲しみや優しさ、勇気ある行動を知ると、涙が出てきます。
そして、自分があの会場にいたら、偶然あの場を車で通ってたら…。
「何か、できたのだろうか?」と考えさせられます。

 

ベラージオで起きた事についての思い込み

 
ベラージオ

 
乱射事件の現場から2km以上離れたベラージオ。
私達は、そこで怖い思いをしました。
あの「The Route 91 Harvest」への乱射事件から1時間経たない間に…。
男が発砲…とパニック。

私達は、銃声を聞いてはいません。
ロビーに近い側に居ましたが、人々の声や音楽、機械の音で聞こえなかったのかもしれません。

沢山の人がフロント付近から逃げたのは事実。
「男が撃ったらしい」と聞いただけ。
聞こえたのは、再びホテル内に戻った後に聞いた男性の「Go!Go!」という大声。
そして、皆が再び全力で逃げました。

その後、部屋に戻る時には、立ち入り禁止エリアができフロント付近の様子は見えません。
フロント付近が事件現場だと思いながら、部屋に戻りました。

 
部屋に戻り、そこで初めてマンダレイベイの乱射事件を知りました。

その一方で、私達のホテルでの出来事は何も報道されない。
乱射事件と関係があるのかどうかもわかりません。

やっと、それらしき情報を得たのはTwitter。
そこには、ベラージオとシーザーズパレスで発砲と…。
その後、発砲のあったとされるホテルが増えていく。
「???」
逆に、フェイクニュースなのかな?…と思いました。

そして、私達のいるホテルでの出来事は、そういった情報から集団パニックを起こしたのだろうと、思い込んでしまいました。

 

帰国してから見つけた情報

 
帰国してから、マンダレイベイの乱射事件のことを検索しまくる日々。

 
そして、私達が体験したベラージオでの事も検索します。

あの乱射事件と同じ日。
乱射事件の少し後で、2km以上離れているベラージオ。
そのベラージオ内でのパニック。

ベラージオで発砲事件が発生しててもしていなくても、同じホテルで同じように恐怖を感じた他の人達が、何を見聞きしたのか知りたかった。
でも、日本語でしか検索してなかったこともあってか全く情報がなくて・・・。

そして、ダウンズさんという女性の話が書かれた記事を見つけました。
ダウンズさんはベラージオの宿泊客で、その場にいて発砲があったと証言。
ダウンズさんは発砲はあったと警察や報道メディアに伝えたが、報道されていないと話しています。

ダウンズさんの動画をYouTubeで見ることはできました。
ただ、動画は発砲のあった時ではなく避難したところからの撮影でした。
ダウンズさん夫婦は、エレベーターのあるエリアから奥のギャラリーやプールの間の通路に避難していました。
(下の写真は、後日撮影)

 
ベラージオ 避難

 
映像から、他の避難者の姿も見えました。
私達の避難場所のような緊張状態ではなく、待機してる雰囲気。
私達は外にいたようなものなので、緊張は非常に強かったですが・・・。
他の人達はこんな感じで避難していたんだ~と、少し様子を見れて良かったです。

動画では、ダウンズさんがホテルの人に聞くのですが何もわかりません。
翌日にも、ダウンズさんは動画をアップしていました。
ダウンズさんが体験した発砲の瞬間、その時の状況を説明されていました。

 
もしかしたら、発砲はダウンズさんの思い込みかもしれない。
でも私には、事実のように感じました。
 
事件があったのか、何もなかったのか。
ただ、発砲時の映像がないので何とも言えません。
でも、緊急事態に映像を撮る人は、そういないですよね。
ですが、このホテルは観光スポットのような場所です。
たいてい誰かが、フロントやフロントの天井、そばにあるボタニカルガーデンの写真や動画を撮影しています。

 
ベラージオのフロント

 
当時も、フロント辺りには人がいました。
そのため、もっと情報が得られるかなと思っていたのですが…。
(探し方が下手なのかな?)

それでも、何件かの記事を見つけました。
銃弾は正面玄関のガラスに当たったという記事。
私は、正面玄関のガラスが割れているのを見てはいません。
ホテルには常に予備があるのかもしれませんが・・・。

 
発砲があったとして、その事実を何故隠すのかもわかりません。

 
 
色々調べていると、なんと他のホテルの逃げ惑う人々の映像も見ました。
1つは、シーザーズパレス。

 
シーザーズパレス

 
もう1つはアリア、正確にはアリアからクリスタルズに逃げ込んでくる人々の映像。

 
アリア

 
こんな同時に多くのホテルで発砲があるのか?
ただ、その発砲音は映像では聞こえません。
すでに、逃げている場面。
それが、別の時の映像を差し込まれたんじゃないか?と言われれば、そうかもしれない。
何が本当か判断しかねます。
調べれば調べるほど、何を信用してよいのかわからなくなります。

結局、自分の体験した事実以上の事はわかりませんでした。
ただ、ダウンズさんの事を知って、実際にベラージオで発砲があったのだろうと強く考えるようになりました。

 
沢山の犠牲者を出した今回のラスベガス乱射事件にも、色んな話が出ています。
犯人は他にもいるとか、32階だけじゃなく4階からも乱射があったとか・・・。
ISの関与に関しても、IS側は自分達の犯行と何度か発表していますが捜査当局は否定。
陰謀論的なものは多数。

 

疑問

 
乱射事件、ベラージオでの発砲?パニック、それらは関係があるのでしょうか?

 
ラスベガス乱射事件の犯人は死亡。
テロも否定、犯人は単独犯と発表もされていました。
はじめ探していた犯人の交際相手のことも、翌日には海外に行っていることも明らかに…。
なのに、ストリップのホテルや観光スポットの前に、(それも4km以上離れた場所まで)パトカーが24時間体制で常駐するのは何故?
少なくとも私達が滞在中の数日間は、警備が続けられていました。

 
ベラージオ前 警備 クリスタルズ前 警備

 
ハラーズ前 警備 ミラージュ前 警備

 
そして、ラスベガス乱射事件のすぐ後に、2㎞以上離れたベラージオで発砲orパニックが起きたのは偶然だったのでしょうか?

ベラージオで何もなかったのなら、部屋に戻るよう誘導された時にも立ち入り禁止にする必要があったのでしょうか?

ベラージオでの発砲 or パニックの情報が報道されないのは何故なのでしょうか?

他のホテルで、発砲 or パニックはあったのでしょうか?

 

疑問は疑問のまま

 
色々、クドクド書いちゃいましたが結局のところは、

「私達の体験したパニックは、何だったんだ~っ???」
ってこと。

そして、
乱射事件と関係はあるの~?

 
わからないから、引っかかったまま。
わからないまま時が過ぎました。
調べても、その情報が正しいのかわからないし…。
疑問は、疑問のまま?

 
そして9カ月経った今も、私が感じているのは…。

やはり、ベラージオでの発砲は、あったのではないか。
そして、乱射事件と関係がないとは思えない。
(そうなると、乱射事件も単独犯ではないということになります)

*本当にただのパニックだったという可能性もぬぐえませんが…。

 
あくまでも素人の推測です。

 
ラスベガスサイン

 

Vegas Strong

 
ラスベガスでは、犠牲者やその家族や友人へ祈りが捧げられていました。
様々な場所に花やキャンドルが置かれ、メッセージが添えられていました。

そして「Vegas Strong」というスローガン。
ラスベガスでは、日常を取り戻そうと前向きに進んでいました。
ベガスは強い、負けない。
心や体に傷を負った人々も、負けないでほしい。
「Vegas Strong」、頼もしいスローガンです。

私達のラスベガス好きも、変わりありません。
これからも、もちろんラスベガスに行きます。
ベラージオにもマンダレイベイにも、泊まるでしょう。
大声や、騒ぎには敏感になるかもしれません。
今まで平和ボケしすぎてたくらいなので、少し敏感になったほうが良いですね。

 
ベラージオの噴水

 

おわりに

 
ラスベガス乱射事件の記事は、今回で終わり。
ラスベガス乱射事件の記事というよりも、私の体験したパニックの話でしたが…。

この記事を書いた頃は、まだまだ検索して調べてやるぞ~って思ってました。
乱射事件の事も、ベラージオで起きたことも…。
今でもそうですが、知りたいです。
でも最近は、そんなに調べなくなりました。
そう新しい情報は出てきませんし、偏った考えの記事も多くて…。
きっと、真実はわからないのだろうなと感じています。
こうして、時が過ぎていくのでしょうね。

でも、乱射事件の事は決して忘れません。
今も、遺族の方や負傷して苦しまれている方々がいます。

何もできないけれど…。
忘れないこと、これも大事…。

 
 
このブログを書いたことで、良い事もありました。
コメントをくださった、めいぷるさん。

彼女も、あの日私達と同じベラージオにいたのです。
同じような経験をした方と交流できて、励みになりました。
ありがとうございました。

 
これで乱射事件の記事は終わりですが、新しい事がわかったら書いちゃうかもしれません。

 
Vegas Strong
(2018.4の旅行で、コミュニティ・ヒーリング・ガーデンで犠牲者の方々に献花)

お付き合いいただきありがとうございました。